初めての相続
お父様かお母様が亡くなられた悲しみに暮れるまもなく,追い立てられるかのようにご葬儀を行い,一息つこうかという矢先,相続問題に初めて直面する方は多いと思います。
どのような流れで手続きが進むのか、どこが争いの元になりやすいのかなど、相続について必要な知識を獲得して、満足のいく相続を行いましょう。
相続とは、亡くなられた方の有していた財産上の権利義務(資産ばかりでなく負債も含みます。)などが一定の近親者に承継されることを言います。
亡くなられた方を「被相続人」、亡くなられた方の財産を引き継ぐ一定の近親者の方を「相続人」と呼びます。
相続問題は,金銭が絡むばかりでなく,故人が生まれてから亡くなられるまでの人生の間に発生した様々な出来事が関連してくるため,残された方々の中で熾烈な争いになる場合も多くあります。
一度争いが起こってしまうと, 複雑で解決するまでに時間もお金もかかります。
相続手続きでは
①誰が相続人なのか?
相続発生時に知られている親族のほかに,本当に相続人はいないのか。
②財産がどれだけあるのか?
相続発生時にご遺族が把握されている遺産の他に,財産はあるのか。
逆に,ご遺族があると思っていた財産は,遺産として現存するのか。
③遺言は残されているか?
亡くなられた方が,ご遺族に秘密に遺言を残しているようなことはないのか。
④財産をどのように分けるか?
ご遺族が把握できた遺産を,相続人間でどのように具体的に分割するか。預貯金などであれば
分割は容易ですが,不動産や高価な美術品などの場合に,誰がどれを相続するか。
⑤相続税は発生するのか?
発生するとして,誰がいくらくらいの金額を負担するのか。
これらすべてを考慮し,かつすべての相続人が納得できる結論を出すことが必要になります。
相続手続が完了するまでの手続は非常に多く、かつ面倒でとても複雑な手続を踏まなくてはなりません。
例えば,遺族の誰も知らなかった相続人が後になって発見された場合など,協議に間違いがあれば,遺産分割協議がゼロからやり直しになってしまうこともあります。
人生の内でそう何度も相続を経験される方はいませんので,相続に戸惑うことがむしろ当たり前です。
本サイトでは、相続について詳細に説明し、ご覧の皆様の満足いく相続を実現する一助となればと存じます。
なお、ご質問がある場合や相続でトラブルになりそうな場合には、当事務所へお気軽にご相談くださいませ。